のぼりを見ていると東京にいる気がしない

「宮崎地鶏をぜひここで!」「北海道バター使用」「大阪名物たこ焼きはいかが?」と、これらの文字の書かれたのぼりを見た私は、一体今自分がどこにいるのかと、疑問に感じてしまったことがあります。これは以前、東京に旅行に行ったときのことなのですが、街中に立てられているのぼりを見ていると、自分のいる場所がが東京であることを忘れてしまいそうになりました。このほかにも、沖縄料理屋さんがあったり、熊本ラーメン屋さんがあったりと、関東を飛び越えているお店ばかりで、反対に東京らしいのぼりを見ることはほとんどありませんでした。確かにショッピングモールがにぎわっていたり、駅前に通る多くの人たちを見ていると、その活発さから、東京ならではの雰囲気を感じることはできましたが、のぼりからは一切それを感じることはありませんでした。また、千葉県や神奈川県も通ってきたのですが、関東らしいのぼりを見ることもなく、どんな名物があったり、どんな観光地が有名であるかという情報が0だったのです。私はこの東京に旅行をしたことをきっかけに、もしかすると地方の方が地元愛が深いのではないかと思い、関東に対して少しばかり寂しさを感じてしまいました。

最近の関東ののぼりはワンパターン

東京スカイツリーというと、昨年全国的に話題になり、東京の新しい新名所となりました。それまでは、東京タワーが東京のシンボルともいえるものになっていましたが、今ではそれを追い抜く勢いで注目を浴びているものです。そんな新しい名物が東京にできたと同時に、その周囲でも変化がありました。それは、各地域に立てられているのぼりです。東京を中心とする関東地方では、何かとこの東京スカイツリーを推しているのぼりを多く見かけるようになりました。例えば、ケーキ屋さんののぼりを見てみると、普通のショートケーキやチョコレートケーキに並び、東京スカイツリーをイメージしたロングロールケーキが販売されていると書かれているものや、天ぷら屋さんののぼりを見てみると、普通の野菜の天ぷらやかき揚げなどがある中、やはり東京スカイツリーをイメージしたという、長い海老の天ぷらをオススメしているのぼりが立てられていて、しかもこれは東京に限らずのことなのです。関東地方の名物は、何も東京スカイツリーだけではありません。そのため、こういったワンパターン化してしまっている今、いくつもののぼりを見るたびに寂しさを感じてしまうようになってしまいました。

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