1つののぼりを長く持たせるコツ

お店のライトを落とし、店頭に置いてあるのぼりに対して「今日も1日ありがとう」と、心の中で呟くのは、私が毎日のように繰り返していることです。私は今、パン屋さんの経営をしてるのですが、このお店の前にはいつものぼりを立てています。そののぼりには、「美味しい焼き立てパンそろっています」と書かれていて、これを見てお店に足を踏み入れてくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。元々は、こういったのぼりを使用していなかったのですが、あるときから使用し始めたところ、この効果が想像以上に大きかったため、毎日のように立てるようになりました。

しかしのぼりというのは、いつも外に出していることから、ボロボロになってしまうのも早く、これにはお手入れが必要です。私は毎日のぼりに対して感謝の気持ちを持ち、そのお世話をしています。まず、お店を閉店してからのぼりを取り込むと、それにできてしまっているしわを伸ばすために、アイロンをかけます。しかしこれは、あまりにも温度が高すぎると、逆に生地を傷めてしまうため、低温でじっくりと当てることがポイントです。

そして次の日の朝までそれをたたんで一晩置いておくのですが、このたたみ方にもポイントがあります。それは、「美味しい焼き立てパンそろっています」という文字に、折れ目がつかないようにするということです。文字そのものに線が入ってしまうと、遠くから見たときに文字がずれて見えてしまうため、焼き立てパンがそろっているということを、お客様に伝えることができません。そのため、文字に折れ目の入らないようにたたみ、次の日に支障がでないようにします。こうしたお世話を毎日行うことで、1つののぼりをより長持ちさせることができるのです。また、毎日ではありませんが、定期的にお洗濯も行っています。これも、あまりやりすぎると色がはげてしまったり、逆に生地を傷めてしまうことから、適度な回数を見極める必要があり、のぼりをきちんと理解していなければできないことだと思います。このように、のぼりを使用するにあたっては、きちんとしたお世話が必要で、これを行うか行わないかによって、どれだけ長持ちさせることができるのかということにかかってくるのです。私は毎日これを行っていることで、1つののぼりにずっと愛情を注ぐことができています。私のパン屋さんを支えてくれているのは、スタッフだけではなく、のぼりも同じことです。

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